違うトコ


愛してる攻撃の次には結婚しよう攻撃。

なんか、高校生並みだ。

未成年が親に結婚許して、って言ってるみたいだ。

たぶんね。このドラマ好きな人は、こんな風に取り合いっこされたりしたことがないんだろうね。

まあ、私も、取り合い、っていうのはないけども。

でも、男の子と一緒にドングリ埋めて永遠の愛を誓ったのは、8歳の時でした。そういうような歌謡曲が流行っていたっけな。「これがーふたりーのー愛のー印ー」とかなんとか歌いながら、よその家の植え込みに、ドングリ埋めました。

鎖の先に白くて丸い貝殻が付いているペンダントを貰ったのは13歳の時でした。僕が嫌いだったらこれは捨ててもいい、とか言われました。意味がよく分からなかったけれど、そのペンダントは気に入りました。その貝は海で拾ったもので、ずっと大事にしていたのだそうで、彼の顔も名前もすっかり忘れましたが、それだけはいまだに持っています。

14歳あたりから、そういうセリフはちょっとどろっとしてきて、高校になるともう将来のことを考えなければいけなくなってくるので、うっとうしくなってきます。私としては、まだ将来のことなんて考えずにいちゃいちゃしていたかっただけ、つまりは責任取りたくなかったのに、まじめな高校生っていうのは、進路のことと一緒に、彼女とどう付き合うかってことも考え始めるんですよ。

まあ、そういうまじめなところが好きなわけですが。でもこっちとしてはそういうまじめさと付き合うのはしんどい。うらはらですな。俺のことは真剣じゃないのか、とか真剣に言うに至っては、本当にうんざりしてしまうわけで。

なんかこう、「俺は男なんだから守って行かなくちゃ」っていうのが、うっとうしくて。暑苦しくて。あんた、何から私を守るって。口先だけ一人前になった気になって自己陶酔するんじゃないよ、百年早い、って、思っていたし、口にしたこともあります、すみません。でもおそらく、全くそういうところのない無責任男なら、好きになったりもしなかったんでしょうね。

だから、28にもなってふらふら歩いて昔話しているのなんて、私にとっては謎でしかない。

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