違うトコ台本では、ユジンとサンヒョク、その他の友人が、チュンサンってちょっと変だよね、といぶかしがる場面が何度か出て来るけれど、放送では、ほとんどなし。 台本に比べると、ユジンとサンヒョクが一緒にいる場面が圧倒的に少ないなあ。あれでは、サンヒョクがユジンに恋人扱いされていないのが分かりにくいんだけどな。 塀の上をフラフラ歩くユジンを見かねて、サンヒョクが、
チョシメ。(ソヌル ネミルミョ)ユジナ、チャバ。 気をつけて。(手を差し伸べて)ユジン、つかまって。 と、サンヒョクが手を出したら
ニガ ネ エイニヤ? ネガ ウェ ニ ソヌル チャムニ? あんた、私の恋人なの? 私がどうしてあんたの手を取るのよ。 と、ユジンが拒絶するシーンが台本にはあった。これが割愛されてるもんだから。 ユジンとチュンサンが授業を抜け出して、二人で歩いているシーン。 ここの台詞もだいぶ短くなっていた。まあ、それはあまり問題ないのだけれど、切り株の上を歩いているユジンに向かって、チュンサンが、手を取って、と言うところ。 ユジンは一瞬だけ躊躇するけれど、笑顔でチュンサンの手を取る。その手がアップ。 これでつまり、チュンサンとは手を握ってもサンヒョクとは握らないんだよ、っていうことにしたいわけなんだろうけれども、サンヒョクとのシーンがなくなってるから、ちょっと印象が薄くなるな。 チュンサンのお母さんが出てくる場面も、大幅に割愛。 ドラマでは、「奥様はお帰りです」とおじさんに言われて、家に入るといきなり食事の場面なんだけれど、台本では中庭でぼんやり座っている母親を見てチュンサンがちょっとびっくりするシーンがあって、ここは好きなシーンだったのに、カット。 サンヒョクのお父さんが出てくる場面は、セリフが変わっていた。 台本では、黒板の前で言う台詞は、「公式さえ分かっていれば簡単だよ」というものだったけれど、放送では「公式にとらわれずに好奇心と想像力を働かせなさい」になっていて、呼び止められて答えるチュンサンの台詞も、「好奇心で来ただけです」になっていて、ここは前より良くなっていた。 それと、家に戻ってチュンサンの家族の会話のところで、台本では、チュンサンが「ユジンは可愛いお嫁さんになると思うでしょう、ね、おかあさん、想像してみてください」という、とっても気持ちの悪い台詞だったのが、あんまりおかあさんはユジンの家庭と仲良くして欲しくない、っていうのをあらかじめを臭わせるものになっていて、ここもよくなっていた。 なんかこう、もうちょっと、サンヒョクとの関係を丁寧に描いて欲しいのですが。 |
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