本心過去をすべて消してしまった母親に対してミンヒョンは言います。
チェ キオグル トゥリョジュセヨ。 私の記憶を返してください。 そりゃそうだね。 でも、それなら、お母さんに、春川に来るまでのことや、それからのことなんかを聞けばいいわけでしょ。だって、お母さんが記憶を無理矢理消したわけではなくて、事故でそうなったからな訳で、いずれにせよ、自分だってアメリカに行くつもりだったわけで。 まあ、それを忘れているわけだけれども。お母さんも、ごめんばっかりじゃなくて、小さかった頃の写真の一枚もないのかな。 一番いいのは、自分の高校時代の話をしてあげることなのに。ユジンのお母さんがごくごくたまにするみたいに、ゆっくりでいいから、してあげればいいのにさ。悪いことばっかりじゃなかったはずなのに。そうすることで、お母さん自身も楽になれるのに。 医者もさ、しょうもないことしないでそういうアドバイスはできなかったのかな。 人の記憶を消してすり替えるなんて、アメリカだったら訴訟ものだと思うけど。 なのに、とくかく、こうなのよ。
クレソ クエヌン セサンエゲ ナルル カジャン ミウォッソ。 そしてその子は世界で私を一番憎んでいた。 それはー。あんたがその子を憎んでいたからで。 あー。腹立つ。もっと腹立つのは。
ノヌン ナル ポゴ ウソジョッソ。ウィロヘ ジョッソ。ナルル・・サランヘジョッソ。 おまえは私を見て笑ってくれた。いたわってくれた。私を・・愛してくれた。 そんなもんのどこが愛さ。嘘ばっかり。ほんと、嘘ばっかりだ。 |
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