使い回し


1行め 好きな野菜を食べやすく切る。基本は白菜、人参、椎茸だが、煮て美味しければ何でもいい。これまた好きなスープで煮る。

2行め 野菜が柔らかくなったら、韓国の餅を入れる。

3行め 餅が柔らかくなったら、できあがり。

冬も美味しいが、夏にキムチなどいれてもいい。韓国のお餅はうるち米でできているから煮ても溶けにくいので、慌てなくてもいい。最近は、スーパーでも手軽に買えるようになった。薄く斜め切りになったのが袋にたっぷり入っている。

煮る前に、くっついているのをはがそう。スープをたっぷり含んでいるのに、しこっ、とした歯触りで、いくらでも食べられる。

本当は、お肉も入れるものらしい。けれど煮て柔らかい牛肉は高い。だから、細く切ってニンニクや焼き肉のたれなどをしっかりしっかりもみ込んで、さっと炒めて一緒に煮よう。葛切りを入れると、もっともっとぷりぷりつるつるして美味しい。生のものが美味しいが、乾燥したものを戻してもいい。

さらに、椎茸でなくきくらげだと、もっと本格的な感じになる。でも、高い。だから、細切りで乾燥してあるのを使う。これがまた、こりっとして、お餅と相性がいいのだ。

中国では、餅と言えば日本のお饅頭に近いものになる。お餅を使った中華料理、は、あまり思いつかない。韓国料理といえば焼き肉とキムチ、というイメージがあるが、お餅もよく食べる。

ただ、日本ではお餅は主に焼くものだが、韓国ではスープに入れたり炒めたりするものである。トクポッキと呼ばれるお餅の炒め物は、イカや野菜とお餅を甘辛く炒めたもので、焼酎とぴったしばっちし、なのだが、私は作ったことがない。だから、お店などで「トクポッキ」か「トッポッキ」というメニューを見つけたら、思い切って注文していただきたい。美味しいから。たぶん。

さて、スープである。あ、そうそう、お餅の入ったスープのことは、「トック」という。「トッ」というのがお餅のことで、「クッ」というのがスープのこと。「ポッキ」は炒め物、という意味。「パッ」というのがご飯のことで、だからスープにご飯を入れて炊いたのが「クッパ」なのである。

再び、スープ。豚骨スープが合うと思う。特別に豚骨スープの素、なんてものを買うことはないのだ。

1行め 豚骨のインスタントラーメンを二食分用意し、フライパンに1センチ位の水を煮立たせる。

2行目 麺を二食分入れて、手早くほぐす。麺が柔らかくなったらスープは一食分だけ入れて、水気がなくなったら溶き卵で閉じる。

3行目 できあがり。

カルボナーラ風の焼きラーメンの出来上がり。パセリなどをぱっと振ろう。

で、一食分のスープが残る。これを使うのである。塩分も控えられるし、味の調節も簡単だ。

使い回す、というと貧乏くさく聞こえるが、買ったものを全部綺麗に使い回して使い切るのはとても賢いことである。

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