箱1行め クラフトのフィラデルフィアクリームチーズを買ってくる。 2行め 箱の中の通りに材料を買いそろえ、作る。 3行め できあがり。 箱の作り方は、レアとベークドに分かれている。けれど私はレアだけ作る。 理由その1。カロリーが低い。レアはプレーンヨーグルト、ゼラチン、レモン汁、台になるビスケットにバターに砂糖、でできる。対してベークドは、生クリームと卵、レモン汁。ビスケット以下の材料は分量も同じなので、どう考えたってカロリーはレアの方が低い。 プレーンヨーグルトは1カップで、生クリームは2分の1カップ。けれどヨーグルトの乳脂肪分は牛乳とほぼ同じだから、3から4パーセント。生クリームは低いのでも35パーセント。10倍。 その2。簡単。混ぜて冷やすだけ。 その3。うちにはオーブンがない。ついでに電子レンジもない。んじゃどうやってケーキを焼くかというと、フライパンかオーブントースター。自慢じゃないが、3回に2回は失敗するんだこれが。 オーブントースターの場合、何だか固くなって、ケーキと言うよりクッキーみたいになる。どうしてもケーキの体裁を整えようと思ったら、あれやこれやクリームを作る羽目になる。実は今日も物凄い失敗をしたのだが、それは後日に譲ることにする。 フライパンの場合。卵を湯煎しながら泡立て、もったりして3倍くらいになるまでにする、というのが、まずうまくいった試しがない。私はどうも温度調節の才能は皆無のようだ。 というわけで、レアチーズケーキは砕いたビスケットに溶かしたバターを混ぜて、ケーキ皿かガラス皿に敷き詰めることから始まる。皿は別に何でもいい。普段あまり使わないグラタンの皿を使ってみたりすると、チーズとビスケットが透けて、また楽しい。 おすすめ、というより、どこでも売っていて、けれどさっぱりしてなかなかいけるのが、森永のマリー。最近は少子化の影響か、個別包装になっていて、3枚パックが8組入りで、安いときには250円くらいで売っている。赤い箱が目印。 クリームチーズは冷たいまま電子レンジで1分、らしい。電子レンジがない私は室温で戻すけれど、この後泡立て器でなめらかに、なんて、ならない。全部中にこもってしまうのだ。へらで混ぜよう。 プレーンヨーグルトは、明治のブルガリアヨーグルトがちゃんと酸っぱくて好きだ。砂糖、レモン汁も入れる。最後に溶かしたゼラチン。あまり早く入れるとゼラチンだけが自分一人で固まってしまうので、最後に入れた方がいい。 よーく混ぜて、型に流す。後は冷やすのみ。 箱に書いてある通りに作ると、かなり酸っぱい。だから、ブルーベリーのソースなどとよく合う。 けれど、いつもいつも同じ味ではつまらない。黄桃の白ワイン漬け、などという洒落たものがたまたまあったので、入れてみた。と言うか、レモンがなかったのだが。砂糖は控えて、シロップも入れた。少し緩くなったが、よく冷やすとしっかり固まった。 切る。切り口で黄桃の山吹色がきれいだ。
クリームチーズは、意外にも日持ちする。ビスケットもだ。ヨーグルトだけが日持ちしない。 だから、ビスケットとクリームチーズは安売りの時に買って待機させておき、ヨーグルトが安くなるのをひたすら待つ。 うまくすると、全体で200円くらい安く買えてしまうのだ。 もしかしたら、チーズケーキを作りたい、と言うより、上手に安く材料をそろえたい、という気持ちの方が大きいかも知れない。 それくらい簡単に作れてしまうケーキは、3時のおやつでも夕食後のデザートでもなく、朝ご飯の代わりだ。 |
Copyright (C) 2000 shishow