そして。

読者の皆様、改めまして、こんにちは。

これまでの長きに渡るご購読、誠にありがとうございました。

といっても、廃刊の挨拶ではありません。

このマガジンは、「ちょっと近世・ほっと現代」のサイトの立ち上げとほぼ同時に創刊し、近世と現代のコラボレート・コラム(あるのか、そんな言葉)として、三年近く購読頂いてきました。

2003年5月末現在で、まぐまぐ230名、E-Magazine175名、Macky!28名の方々にご購読頂いております。

実は、まぐまぐでの読者がどっと増えた時期があります。それは、まぐまぐプレミアムで「くるくる・ハングル」を創刊し、その紹介記事がまぐまぐのメルマガに掲載されたためでした。

しかし、そんなわけで一時は400名近かった読者が、すーっと減っていき、自然増加していた時の読者数に、ほぼ戻ったのです。

それはつまり、きちんと読んで頂いている方だけの数である、ということです。たぶん。

この数を、大事にしたい。

と、いうわけで。

ですので。

とかなんとか考えているうちに、まぐまぐから「長らく発行していないですね」メールを貰ってしまいました。

本当にもう、廃刊しちゃおうかなあ。

と、思ったことも、実はありました。

けれど、ずっと続けていたものをやめてしまうのは意外と勇気のいるものなのです。

古い物を取っておくのは嫌いな性分なのですが、このマガジンは古い物をためているのではなく、その時その時に新しいものであると。

新しいものであるべきなのだと。

と、いうことで、次回から少しだけ趣向を変えて、芯になるものとして、近世の俳諧や随筆を採用することに致しました。

予告。

俳諧というのは、俳句とはちょっと違います。

俳句よりちょっと古いのが俳諧、それで大体正解です。

俳句という言葉を作ったのは正岡子規、だから俳句は明治以降のもの、そんな感じで、だいたい当たっています。

ですから近世好きの私、俳句のことはほとんど何も知りませんが、俳諧には、好きな作家や暗唱している句、情景を思い浮かべて一人でにやにやしてしまう句、思い出すと喉が渇く句など、あれこれあります。

また、随筆も近世のものしか読まないような気がします。小説も、あんまり現代物が好きではなくて。根気がないんです。筋を追うのって、しんどくないですか。人の名前覚えるのも苦手なんです。

かといって時代小説も読むわけでなくて、何を読んでいるかと言えば近世の作家の伝記とか画集なんかを、ぼさーっと眺めているのでありました。

そんなわけで。

次回からは、私が文字と出会ったときの話をしていきたいと思います。

畳の上に積み木を並べて腕組みをしていた、あの頃の話。

   畳めは 我が手のあとぞ 紙衾        曾良


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いかがでしたか。ぼちぼち、固まって参りました。

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