十二。

もうすぐ十二月ですね。けれど十二月なのは太陽暦だから。

江戸時代には一年は十二ヶ月とひと月でした。閏の月があるからですね。太陰暦では一年を354日と定めているので、余りが出るのだそうです。太陽暦では閏日は四年に一度。2月29日です。

私が生まれた年は閏年で、誕生日が2月29日の友達がいました。四年に一回しか年をとらないねえ、などと言っていましたが、やっぱり彼女も同じように年をとっているはずです。

あまりのない十二は、干支です。来年は未年。

羊は紙を食べるので、お金を食べると言って嫌がる人もいるようですが、それならネズミは病原体を運ぶし、牛は寝てばかりいるし、虎は怖いし、ウサギは体が弱いし、辰は空想上の動物だし、ヘビも怖いし、馬は走り出したらどこまで行くか分からないし、羊はめえめえだし、猿はひっかくし、鷄は飛んでいってしまうし、犬は主人の言うことをほいほい聞くし、イノシシはぶつかってくるし。

逆に。

逆に、いいように解釈してみます。

ネズミは「コマネズミのように働く」という言葉に象徴されるよう、こまめに働いて、よく気が利く。

牛はおっとりして落ち着いていて、優雅である。

虎は自尊心が強く気品があり、行動力がある。

ウサギは観察力が鋭くて面倒見がよく、努力家で頭がいい。

辰は神の化身と言うだけあって、天才肌である。

ヘビは金運が強くしかも堅実で、人に信頼される。

馬は活気に溢れリーダーシップがある。

羊は常識的で真面目、常に公正さを求める。

猿は社交的で明るく、人を笑わせるのが上手い。

鷄は華やかで人目を引くが、それをひけらかさず、優しい。

犬は人なつこく礼儀正しいので、誰にでも好かれる。

イノシシは困難に強く、逆境に立ち向かう底力がある。

なんか、占いコーナーみたいになってきましたが、これは、私の周りの人々の長所を干支になぞらえながら列挙したものです。

そんなことない、牛は鈍くさいとか、ウサギは意地悪だとか、犬は八方美人だとか、辰は変人だとか、いろいろな意見もあることでしょう。

けれど、それをとりあえず長所として捕らえて、干支に当てはめてみると、なんだか短所も愛嬌のあるものに見えてくるのは、私が辰年で強引だから、でしょうか。

あれこれ。

大流行した動物占いでは、私は羊でした。黒豹が良かったのに、うまいこといかないものです。

面白いもので、自分のは気に入らないのに、人が狼で孤独を愛していたり、猿で見栄っ張りだったり、コアラで下手に出がちだったりすると、当たっている当たっていると喜んでしまいます。

但し、この占いには年齢制限があるのだそうです。1950年ごろより前に生まれた人には、当てはめるべき数字がないのだそうです。

ある程度の年齢以上になると、ほとんどの人が、会社員と主婦、そのどちらかに、綺麗に分かれてしまいます。それは、ある意味で誠実さとも言えるのですが、その人々は、男はこうだ女はこうあるべきだと言い合っては、あげくに自分の子供達から総すかんを食らっているように、見えます。

そんな風に思うのは、私が嫌味な辰だからでしょうか。

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いかがでしたか。

辰年は好きです。でもドラゴンズファンではありません。

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